どうも、ぎょんさむ申します。
7月1日に投稿した構築記事内で紹介したマッギョについて掘り下げていこうと思いますのでよろしければお付き合いください。
【採用理由】
まずはじめに採用理由から。結論から書くとカイオーガを誘いつつもサンダーに後投げが可能。S31で使用した構築だがカイオーガに弱そうな並びにしてある。カイオーガが初手に来ることもあったががサンダーも刺さっているためサンダーが初手に来てしまうことがあった。カバルドンとラグラージに似た性能で飛行耐性があるポケモンという条件にマッギョが該当した。
【使用感】
使用感は大半の構築に対して選出が可能で腐らなかった。サンダーとザシアンに対して後投げが可能という替えの効かない個性があるため成せる芸当である。どちらかと言えば先発で起点作成させるよりは受け出ししてアドを取る使い方の方がつよいかもしれない。
欠伸ステロが使える起点作成地面枠との比較
耐久値の比較(HB 特化、HD 特化、総合耐久はその合計と仮定する。耐久指数はH×BorDの実数値で計算。)
物理耐久
カバルドン(40,205)>ラグラージ(32,292)>マッギョ(32,184)
特殊耐久
マッギョ(35,858)>ラグラージ(32,292)>カバルドン(29,240)
総合耐久
カバルドン(69,445)>マッギョ(68,040)>ラグラージ(64,584)
数値で比較してみるとライバルたちといい勝負である。次にカバルドン、ラグラージより優れている点と劣っている点。
優れている点
電気タイプがあることで飛行に耐性がある点。マッギョの一番の強みは選出枠の圧縮が可能な点だと思う。例えば相手にサンダーザシアンがいる場合に一般枠での物理受け、特殊受けを採用している場合にこちらは禁止伝説1枚+受け2枚か禁止伝説2枚+受けどちらか1枚みたいな選出になってしまう。(禁止伝説を選出しない=弱いというわけではない)この2パターンの選出はパワーが落ちたり、どちらかに薄くなってしまうという弱点がある。そこでマッギョを採用すればマッギョ+禁止伝説2枚選出の選択肢ができる。出し負けをケアしながら起点作成できる点は他2体に勝っている。あとは浮いてるポケモンにそこまで弱くない。(ランドロスは無理)
劣っている点
一番良くないところが1ターンで確実に起点回避可能な技が無いところ。吹き飛ばしやクイックターンが無いので隙を見せてしまうときがある。(ボルトチェンジは覚えない)あとは弱点が多い。
【どのルールで強いの?】
竜王戦ルール、GSルールといった禁止伝説+ダイマ有りの環境で真価を発揮する。主にザシアンがいることで評価を上げているのではないか。ザシアン+サンダーがいないならカバルドンかラグラージでいい。
【改良の余地】
カイオーガを誘いつつザシアンとサンダーに対する誤魔化しのために採用したが、強い調整や相性のいい並びはまだまだあると思う。使用していた感じヌオーより少し遅いのでヌオー抜きくらいなら性能を大きく損なわずに運用できるかもしれない。
【最後に】
たまに構築のラストピースに使用率の低いポケモンが採用できそうなことがあるのですが、想像以上に活躍したのでまとめてみました。カバラグマッギョで欠伸ステロ御三家を名乗っていいと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。